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The Global Startup Ecosystem Report 2022
オセアニアのインサイト、ランキング、エコシステムのページ
オセアニアでは、2020年から2021年にかけて、5000万ドル以上のExitが50%増加し、アーリーステージ資金調達は80%増加した。Global Startup Ecosystem Report 2022年の期間に、FinTech Airwallex、人材・文化分析プラットフォーム Culture Amp、企業コンプライアンスチェックプラットフォーム SafetyCultureなど5社のユニコーンを新たに創出した。
この地域の代表的な分野はFinTechで、2017年から2021年までのオセアニアのVC資金調達総額の31%を占めている。
シドニーはオセアニア最大のエコシステムであり、オーストラリアのTech系スタートアップの大半が拠点を置く。このエコシステムは昨年から4つ順位を上げて世界ランキングの20位となった。670億ドルのエコシステムの価値をもつが、評価額390億ドルのデザインプラットフォームであるCanvaによる影響が大きい。
メルボルンもこの地域の主要なエコシステムだ。このエコシステムでは、10億ドル以上のエクジットが2件 (MessageMediaと、企業間決済ソリューションのOptal(Wexにより買収された)あり、特許件数が21%増加したため、ナレッジファクターが昨年より増加した。ニュージーランドも昨年から大きな成長を見せており、5000万ドル以上のエクジットが7件、エコシステムの価値も46億ドルと倍増している。
主な調査結果
- オセアニアでは、2020年から2021年にかけて、5000万ドル以上のExitが50%増加している。
- この地域のアーリーステージの資金調達は、80%増加した。
- オセアニアでは、FinTechのAirwallex、人材・文化分析プラットフォームのCulture Amp、企業のコンプライアンスチェックプラットフォームのSafetyCultureなど5社のユニコーンを輩出した。
- シドニーは昨年から4ランクアップの20位となった。
- ニュージーランドでは、5,000万ドル以上のExitが7件発生し、2020年以降、エコシステム価値が46億ドルに倍増した。